概算費用について|必要な製品・オプション・機器


    

必要な製品・オプション・機器と概算について

ここでは目的別に何が必要か、と概算について解説していきます。

金額には、必要なものの中の「お客様ご用意」の金額は含まれておりません。
またトルクレンチは1本で一番安い型式で、受信機の金額も一番安い型式で集計されています。
使用する構成によって、金額は変動します。あらかじめご了承ください。

金額はあくまで定価ベースの概算になります。
見積のご依頼はこちらからお願いいたします。

締め忘れを防止したい

トルクレンチ単体で行う場合(締め忘れ防止)

締付管理回数で管理する場合、プロレンチのみのご購入で締め忘れを防止できます。

こちらの動画をご覧ください。

概算:95,000円~

締め終わったネジを再度締め付ける、いわゆる2度締めを防ぐ場合、角度計測機能オプションが必要です

角度計測機能オプションには「角度校正あり」と「角度校正なし」があり、角度校正ありは角度精度±2°を保証します。

2度締め防止の場合は「角度校正なし」の方で問題ございませんが、「角度校正あり」にすることで精度は高まります。

2度締め防止機能はデジプロマスタ、PLCやクラスライブラリからも設定することが出来ます

角度計測機能オプション 概算:+45,000~円/本

角度校正あり(Ang)
角度精度±2%を保証します。

角度校正なし(Dch)
角度精度の保証はしていませんが二度締め防止やネジ締め検査での使用であれば問題ありません。

デジプロマスタを使う場合(締め忘れ防止)

無線プロレンチ、デジプロマスタ、無線受信機、USBキーが必要になります。詳細はこちらをご参照ください。

デジプロマスタを利用すれば、デジプロマスタが締付回数をカウントしてくれます

2度締め防止機能をつければ、更に締め忘れを防ぐことが出来ます。

概算:1,151,800円~

PLCと連携する場合(締め忘れ防止)

無線プロレンチと無線受信機が必要になります。

PLCと連携し、締付回数をカウントすることができます
受信機はZC-101WかZC-601Wが対応してます。(詳細はこちら
PLCと受信機はRS-232Cケーブルが必要になります。

具体的な事例はこちらをご参照ください。

こちらからサンプルのラダープログラムがダウンロードできます。

概算:169,000円~

自社システムと連携する場合(締め忘れ防止)

自社で締め忘れ防止用のシステムを構築されている場合、無償のクラスライブラリを使えば、開発工数を大幅に減らすことが出来ます
クラスライブラリの詳細はこちらをご参照ください。

無線を利用する場合はこちらでご確認ください。

概算:157,000円~

作業の効率化を図りたい

デジプロマスタを使う場合(作業の効率化)

デジプロマスタの組立チェックシートオプションを利用すれば、デジプロマスタで作業を実施するだけで、組立チェック表を作成できます
手書きや入力の手間が省けます

デジプロマスタのライセンス等についてはこちらをご確認ください。

概算:1,151,800円~

PLCと連携する場合(作業の効率化)

PLCで締付回数をカウントし、該当工程が完了したら、ベルトコンベヤや自動搬送車で次の工程にワークを動かすこともできるようになります

受信機の選択についてはこちらをご参照ください。
PLCと連携した事例はこちらをご確認ください。
サンプルラダープログラムはこちらからダウンロードできます。

概算:169,000円~

締付データを保存したい

トルクレンチ単体で行う場合

プロレンチ本体に6,000回分のデータを保存することが出来ます
その場合、データを取り出すためにパソコンが必要になります。

概算:95,000円~

無線を使う場合

無償ソフトを使えば、パソコンでリアルタイムにデータを受信し、データを保存することが出来ます

自動保存機能を使えば、データを受信した段階で、CSVファイルに保存されます。
また任意入力機能を使えば、製造番号や作業指示番号と紐づけることが出きます

受信機の選択はこちらを参照ください。

概算:157,000円~

デジプロマスタを使う場合(データの保存)

デジプロマスタを利用すれば、締付結果だけではなく、作業時間や検査記録等も保存することが出来ます

組立チェックシートオプションをつければ、保存したデータを自社フォーマットのエクセルへ出力することが出来ます。

デジプロマスタのライセンス等についてはこちらをご確認ください。

概算:1,151,800円~

PLCと連携する場合(データの保存)

PLC/シーケンサの中には、PLCにデータベースを内蔵したり、外部のデータベースに接続できるタイプ・増設ユニットがあります
受信した締付データを直接データベースに書き込めば、データを保存することが出来ます。

受信機の選択についてはこちらをご参照ください。

概算:169,000円~

自社システムと連携する場合(データの保存)

自社で生産、工程管理等のシステムを構築されている場合、そのシステムで締付データを受信し、製造番号と紐づけてデータを保存することも可能になります

クラスライブラリの詳細はこちらをご参照ください。

無線を利用する場合はこちらでご確認ください。

概算:157,000円~

トルクと角度の関係をグラフ化したい

有線で行う場合(グラフ化)

プロレンチと「角度校正有り」オプションが必要になります。

プロレンチとパソコンをUSBケーブルで接続し、無償ソフトのリアルタイムモニタでデータをグラフ化することが可能です。
有線だと15ミリ秒ごとにデータを取得できます。

※角度計測機能オプションは角度校正ありのオプションになります。

概算:155,000円~

無線で行う場合(グラフ化)

無線プロレンチと「角度校正有り」オプションが必要になります。

パソコンに受信機を接続して、データを取得します。
無線だと40ミリ秒ごとにデータを取得することができます。

受信機の選択はこちらを参照ください。

※角度計測機能オプションは角度校正ありのオプションになります。

概算:217,000円~

トルク設定を自動化したい

トルクレンチ単体で行う場合(設定の自動化)

プロレンチ本体に設定パターンを10種類登録することが出来ます

各パターンに管理回数と、次のパターンを設定することもできます。
管理回数締め付けると、次のパターンに設定に自動的に切り替わります。

詳細はこちらの動画をご覧ください。

概算:95,000円~

デジプロマスタを使う場合(設定の自動化)

まずは組立手順を登録し、締付作業のマスタには使用するプロレンチと下限上限トルクを登録します
締付作業になったら、プロレンチに設定値を送信し、自動的に設定変更を行います。

デジプロマスタのライセンス等についてはこちらをご確認ください。

概算:1,151,800円~

PLCと連携する場合(設定の自動化)

作業開始時はプロレンチに対しAパターンで設定書き込みを実行し、PLC/シーケンサで締付回数をカウント規定回数に到達。
そのタイミングで設定をBパターンに変更することも可能です。

工程に応じたラダープログラムを構築する必要があります

概算:169,000円~

自社システムと連携する場合(設定の自動化)

自社で作業支援システムを構築すれば、デジプロマスタのように自動でプロレンチの設定を切り替えることが出来ます

クラスライブラリを使えば、開発工数を大幅に減らすことが可能です。
クラスライブラリの詳細はこちらをご参照ください。

概算:157,000円~

屋外で雨天でも締結作業をしたい

HTWCシリーズのみ対応

HTWCシリーズのみ多雨対応可能です
防滴オプションはHTWC-50から、インジケータオプションはHTWC-100から対応可能です。
両方のオプションをつける場合はHTWC-100から対応可能です。

防滴、インジケータオプションについてはこちらをご参照ください。

概算:195,000円~

締付作業でお困りでしたら、アドレックにご相談ください

既に多くの企業様に採用されており、そのご利用方法は多岐にわたっております。

まずはご相談いただき、御社にとって最良な提案をさせていただきます。
オンラインでの相談も受け付けております。

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