履歴データで組立チェックシートを出力できる


    

履歴データで組立チェックシートを出力できる

デジプロチェックシートとは

組立作業をしながら、チェックシートを手書きで記入したり、エクセルに入力したりすることがあるかと思います。
デジプロチェックシートは、デジプロマスタで行った作業や工程検査の実績を、指定されたエクセルファイルのセル(またはオブジェクト)へ出力し、PDFファイルに変換し出力する機能になります。
この機能を使うと、作業完了後、ワンクリックでチェックシートを作成することができます。
チェックシート作成や入力の手間を省くことができます。
締付トルク情報はもちろん、組立で入力した部品Noや工程検査の結果、サブ組で行った結果も出力することができます。

実行方法

チェックシートの設定・登録はDPMマスター編集画面の[F7 チェックシート登録]ボタンから行います。ここで、どのセルにどの項目を出力するか設定します。

チェックシート出力は、DPM履歴の[F3 チェックシート出力]ボタンより行います。

チェックシート設定画面

チェックシート設定画面では、どの項目をどのセルに出力するか、チェックシート出力に必要な設定を行います。この設定は、品目・作業単位に行います。

■ボタン説明

チェックシート追加&ファイルアップロード 使用する雛型Excelを保存先へアップロードします。また、使用するシートを選択し、チェックシート設定として新規追加します。
他からコピー 他の品目・作業で追加したチェックシート設定をコピーします。
シートコピー 選択しているチェックシート設定をコピーします。
シート削除 選択しているチェックシート設定を削除します。

登録手順

①マスター編集画面より、チェックシート登録をする品番・作業を選択し、[F7 チェックシート登録]ボタンを押します。

②チェックシート出力するExcelファイルのシートを追加します。

③次に出力する項目を追加していきます。

一覧切替で「工順情報」に切り替え、工順一覧を表示します。
トルク締付や組立など、複数回入力する工順は1回=1行で表示されます。

対象の工順を選択後、[F5 項目追加]ボタンを押し、項目一覧へ追加します。
トルク締付1回目の出力内容を選び、出力対象、出力先を入力します。
オブジェクト(図)に出力する場合は、出力対象を「オブジェクト」を選択し、出力先にオブジェクト名を入力します。

同様の手順で、トルク締付4回分設定します。
項目の設定が終わったら、[F9 登録]ボタンで登録します。

④[F11 登録してプレビュー]ボタンから、チェックシートのプレビュー表示が確認できます。
プレビューでは、出力先に項目一覧のNoが表示されます。

出力について

チェックシート出力は、DPM履歴より行います。
出力する履歴を選択し、[F3 チェックシート出力]ボタンを押します。
(チェックシートは品目・作業・製造番号単位に出力するため、同じ品目・作業・製造番号であれば、どの工順を選んでも同じチェックシートが出力されます)

作業支援ソフトにご興味がおありでしたら、アドレックにご相談ください

既に多くの企業様に採用されており、そのご利用方法は多岐にわたっております。

まずはご相談いただき、御社にとって最良な提案をさせていただきます。

オンラインでの相談も受け付けております。