連続稼働時間、耐久試験


    

連続稼働時間、耐久試験

連続稼働時間

充電式単3乾電池を採用しています。
不意にバッテリーが無くなっても、充電済みの乾電池と交換すれば、作業を継続することが可能です。
リチウム電池のように、充電中は使用できないといったこともありません。
また、1回の電池交換で連続70時間稼働できるので、頻繁に充電する必要がありません。

連続稼働時間の検証方法

以下の環境、条件で電池の電圧を測定しました
締付は全自動装置を使用します。

電圧測定環境 トルクレンチ測定条件
レンチタイプ: DPW-50 通信方式: 無線
測定温度: - システム連携: 連携
測定器: Picoscope2104 通信インターバル: 標準
電池型式: BK-3MCC(eneloop) 締付回数: 100回/h

連続稼働時間検証結果

公称値は70時間ですが、実は検証では96時間使うことができました。
様々な使用環境を勘案し、公称値は70時間とさせていただいております。
以下、液晶の電池メモリでの時間経過です。

電池メモリ3⇒2 48時間経過で、半分使用

電池メモリ2⇒1 92時間で残り4時間

電池メモリ1⇒0 96時間で使用不能になる

耐久試験方法

連続時間と同じように自動で連続締め付けを行います。締め付ける時のトルク値は測定範囲の最大値で締め付けます。(200万回締め付けるのに、約1年かかりました。)

100万、150万、200万回の時、トルクレンチテスタで測定点5か所を測定し、測定点とトルクレンチの実際の測定値の誤差を確認します。

耐久試験結果

以下は代表的な型式のグラフになります。測定点との誤差を表しています。
■全体的に低い測定点は200万回締付前から誤差が少し大きいです。
■全般的に200万回締め付けても誤差が大きくならない、という結果が出ました。

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