アドレックのデジタルトルクレンチはリアルタイムで検出可能
弊社のデジタルトルクレンチはトルク値と締め付け角度をリアルタイムで検出可能です。
数値で表示することはもちろん、グラフ化することできます。(右の動画参照)
リアルタイムで測定できるトルクレンチをお探しでしたら、アドレックにご相談ください。
無線機能でデータも自動保存可能
弊社のデジタルトルクレンチには「無線機能」が付いています。
無線機能を使うことで、トルク値を自動でPCに送信できるようになります。これにより締め付けからデータ管理を自動化できるため、作業者の負担は少なくなり、安心してトルク管理が行えるようになります。
角度測定の意外な利用方法について
締結作業で角度を計測する場合、主に回転角法で締結する場合に角度を計測します。
しかし回転角法以外でも、角度を測定することにより、ポカヨケができたり、色々な効果を生むケースがあります。
今回は角度計測の意外な利用方法を紹介したいと思います。
角度の測定方法について
分度器
手っ取り早く計測するには分度器が最適です。
しかし締めながら計測するのは、場合によっては難しいです。
また測定精度にも問題があるかもしれません。
角度測定用の専用工具
専用工具なので、分度器よりは簡単に計測できます。
角度計測する前に、スナッグトルクでボルトを締め、そこから角度計測を開始します。
ただし、初めにスナッグトルクでボルトを締め、その後専用工具を取り付け、そこから角度を計測するので、二段階になり手間がかかります。
ジャイロセンサー
ゲーム機のコントローラーや、スマホにも搭載されている「ジャイロセンサー」でも、角度を計測することが可能です。
機械式トルクレンチに装着するタイプや、デジタルトルクレンチそのものに搭載されているものもあります。
1本のトルクレンチで、トルク計測から自動で角度計測に切り替わるため、手間がかかりません。
基本的な角度計測「回転角法締付」
締付作業で「角度」を計測するのは、回転角法締付(塑性域締付)と呼ばれ、機械式のトルクレンチの場合、トルクレンチで規定トルクを締め付け、その後専用工具を用いて角度を計測する方法が一般的です。
しかしながら、回転角法締付に対応したデジタルトルクレンチの場合、1本でトルクと角度を計測することができます。
スナッグトルク値まではトルク計測、その後は角度を測定し、その判定まで行うことが可能です。
意外な利用法その1「ポカヨケのための角度測定」
デジタルトルクレンチで、角度計測できるもの限定になりますが、締付作業を行う際に、同時に角度を測定することにより、実際にトルクレンチが回転しているか確認することができます。
締まっているボルトを再度締め付けた場合(いわゆる2度締め)、トルク値はUPしますが、回転角度がUPしないので、2度締めを検知することができます。2度締めを検知したら、作業者へブザーやバイブレーションで知らせることができます。
意外な利用法その2「検査時の角度測定」
これもまたデジタルトルクレンチで、角度計測できるもの限定になります。
完成検査の時、ボルトを増し締め検査するケースがあります。
その時、同時に角度も計測すれば、緩んでいたかどうかを判定することが可能です。
無線機能付きのデジタルトルクレンチなら、検査した時のデータを検査表へ出力したりすることも可能です。
検査表へ手書きしたり、手書き検査表をエクセルへ入力したりする工数が削減できます。
意外な利用法その3「リアルタイム出力」
計測したトルク値と角度をリアルタイムに出力できれば、そのデータをグラフにプロットし、検証することも可能になります。
①ボルトが破断するまでの波形を知りたい
②増し締めするときの波形を見たい
③トルクと角度の関係を波形で見たい
まとめ
いかがでしたでしょうか。
角度=ボルトを回している量と考えると、ポカヨケや検査でも活用できます。
また、トルクと角度を同時に計測する場合、デジタルトルクレンチを使用しますので、データの保存や分析にも使えます。
皆様も角度計測をご検討してみてはいかがでしょうか。
本格なデジタルトルクレンチをお探しでしたらプロレンチをご利用ください
無線通信が可能なので、IoTへの対応や、DXへの入り口である、「デジタル化」「見える化」「データ取り」も可能です。
プロレンチは、トルク値をデジタルで測定するだけではなく、様々な機器と連動し、作業者の利便性、作業性をUPさせます。
トルク管理でお困りでしたら、アドレックにご相談ください
既に多くの企業様に採用されており、そのご利用方法は多岐にわたっております。
まずはご相談いただき、御社にとって最良な提案をさせていただきます。
オンラインでの相談も受け付けております。