作業効率の向上

プロレンチの締め忘れ防止機能

組立時のボルト締め忘れでお困りではありませんか?

締付作業を締付回数で管理する場合、同じ箇所を2度締め付けると、すべて締め付けていないにも関わらず回数的にはOKとなり、作業が完了してしまうことがあります。
すると未完成のものがお客様に納品され、市場クレームやリコールといった大きな問題につながってしまいます。

アドレックのプロレンチは2度締めを感知する機能が付いており、2度締めしたとしても締付回数がカウントされることはありません。そのため、作業者は安心して作業に集中できます。

2度締めを検知して、締め忘れを無くします

アナログトルクレンチの場合

アナログトルクレンチを使用する場合、締付管理は

  • ボルトにペンでチェックを入れる
  • 紙にチェックする

という具合に、管理方法もアナログになってしまいます。作業者がミスをしなければ問題ありませんが、ミスをしたときに振り返りができず、結局どこを締めたのかわからなくなってしまい、最悪の場合は締めたと勘違いしてしまいます。
すると締め忘れがある製品が出荷され、全件チェックなどの無駄な作業が発生します。

アナログトルクレンチ 締め忘れ

作業をカウントするデジタルトルクレンチの場合

デジタルトルクレンチの中には、締め付けたかどうかを設定トルク値でカウントし、締付が完了すればアラームで知らせてくれるようなものがあります。
しかし、同じところを2度締めた場合、2度目とは判断されず、締付回数がカウントアップします。
例えば、5箇所締める作業の場合、4箇所締めた後に、もう一度同じ箇所を締め(2度締め)ても、5箇所締めたとカウントされ、最後の一本が締まっていないにも関わらず作業が完了してしまいます。
そのため、記録上は締付完了していても、締め忘れが発生するときがあります。

ネジ締め作業を行うとき、作業者は作業に集中してしまうため、ミスに気づきづらく、締め忘れが多発する可能性があります。

デジタルトルクレンチ 締め忘れ

アドレックのプロレンチの場合

アドレックのプロレンチは、角度を計測して2度締めを2度締めとして検知するため、締め忘れがなくなります。
例えば、任意のトルクルに達してから規定トルクになるまで、10°以上回さないと行けない場合、10°以下の回転で規定トルクに達すると2度締めと判断し、締付回数はカウントしません。

これにより締め忘れのボルトがあった場合、すぐに気づくことが可能になります。
また、無線通信によりすべてのデータを自動で保存するため、データの取り忘れもなくなります。

アドレック プロレンチ

ネジの緩みも検出可能です

許容角度「5°」の場合

アドレック プロレンチ

アドレックのプロレンチを使えば安心して作業ができます

プロレンチを使うことで、ボルトの締め忘れの心配がなくなり、安心して作業を行っていただけます。

また、デジプロやトルク管理ツール(無償ソフトフェア)を使うことで、作業指示の自動化、作業履歴の自動取得、検査表の自動出力など、締付作業に関するさまざまな懸念事項を解決できます。

締付作業でお困りでしたら、ぜひアドレックにご相談ください。

トルクレンチ 作業の様子

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